障害者施設、リンゴ輸出の夢 盛岡・ドリームファーム


 障害者の就労支援を行う盛岡市乙部の一般社団法人ドリームファーム(佐々木信之理事長)は生産しているリンゴの台湾輸出を計画している。乙部地区に建設中の集出荷貯蔵施設が12月に完成し、2018年度収穫分からの輸出が目標。県社会福祉協議会などによると、県内の障害者施設が農林水産物を海外に直接輸出するのは先進的試み。植物防疫所への選果施設登録や販路開拓などハードルは高いが、利用者の就労意欲の向上、賃金・工賃増につながることが期待される。

 12年設立の同法人は就労継続支援A型事業所「いわて農園」(定員15人)、同B型事業所「乙部農園」(同)などを運営する。リンゴは両事業所の利用者らが同地区の約4ヘクタールで栽培し、県内外で販売している。

 輸出は「世界中から人が集まる米ラスベガスにリンゴを送り、多くの人においしさを披露したい」という佐々木理事長の夢が出発点。県産リンゴの輸出実績もある台湾を第1のターゲットに乗り出す計画だ。

【写真=台湾への輸出を目指し建設中のリンゴの集出荷貯蔵施設。「輸出は夢。作業時間を長くすることで利用者の賃金も引き上げたい」と語る佐々木信之理事長(左)=盛岡市乙部】

(2017/11/27)

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