県出資14法人が赤字 16年度決算、台風や人手不足影響


 県の出資法人の2016年度決算がまとまり、単年度収支が赤字になったのは14法人と前年度より2法人増えた。台風10号豪雨の影響で三陸鉄道などが赤字に転じたほか、人手不足を背景にした輸送コストの上昇が一部の経営を圧迫した。県の財政的関与は前年度より縮小し、全体の収支も改善傾向にあるが、公金が支える構造は変わらず一層の経営努力が求められる。

 県は前年度より1少ない41法人について運営評価を実施。単年度黒字を計上した法人は県信用保証協会や県土地開発公社など27法人で、前年度に比べ3法人減った。債務超過の法人はない。

 単年度収支がマイナスからプラスに黒字転換したのは5法人。赤字転落は7法人で、台風10号豪雨により震災学習列車のキャンセルなどがあった三陸鉄道や、物流費が増加した岩手県産、減価償却費の計上ミスがあったIGRいわて銀河鉄道などだった。

(2017/11/22)

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