「えぼし荘」下宿施設に 野田村など久慈工高へ通学支援


 野田村と同村の久慈工高を守り育てる会(中野富雄会長)は来年度、同村玉川の国民宿舎えぼし荘を同校生徒の下宿施設と位置付け、下宿生の通学支援を拡充する。従来、岩泉町などから同校に進学した生徒は村内の民間下宿に入っていたが、現在は高齢化などで一軒もなくなっており、公共の宿舎を「学生寮」のイメージで活用する。同校は県教委の高校再編計画で久慈東高との統合案が示されており、村は遠隔地を含めて入学者を確保し、学校存続につなげる考えだ。

 同荘は久慈工高まで直線で約7キロで、村の第三セクター・のだむら(社長・小田祐士村長)が運営。既に1年の水野駿さんと鈴口雄斗さんが「下宿生」として仕切りを設けた2人部屋を利用している。下宿費は食事付きで月額6万円だが、同会の半額助成制度があり負担は同3万円にとどまる。

 2人の生活、学習環境は良好だ。卓球部と野球部に所属する2人は三陸鉄道などで下校し、午後7時以降に帰宅。同9時を過ぎるときは部屋で食事し、同11時までに入浴する。登校は村営バスを使っている。

【写真=国民宿舎えぼし荘で夕食を頬張る鈴口雄斗さん(左)と水野駿さん】

(2017/11/21)

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