山田宮古道路が開通 復興後押し14キロ


 三陸沿岸道路(仙台市―八戸市、359キロ)の宮古市金浜―山田町山田を結ぶ山田宮古道路(14キロ)は19日、開通した。東日本大震災後に事業着手した復興道路・復興支援道路としては初の開通区間。災害時に住民の命をつなぐ緊急輸送道路の確保や観光振興、水産業の活性化など幅広い整備効果が期待され、三陸沿岸地域の復興まちづくりを後押しする。

 開通式は同市津軽石の現地で行われ、関係者約280人が出席。石井啓一国土交通相、達増知事に続いて、山本正徳市長が「三陸沿岸道路の全線開通に弾みがつくと確信している」とあいさつ。鈴木俊一五輪相(衆院岩手2区)らが祝辞を述べた。

 山田宮古道路は11年11月に予算化され、13年6月に着工。幅13・5メートルで事業費約570億円。同区間北側の宮古道路(4・8キロ)と南側の山田道路(7・8キロ)は既に利用されており、計約27キロがつながったことで、宮古市松山―山田町船越間は国道45号と比較して約15分程度短縮するとみられる。

【写真=開通した山田宮古道路を通行するパレード車両。災害時の緊急輸送や水産業の活性化など幅広い効果が期待される=19日、宮古市津軽石】

(2017/11/20)

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