2冠の雄星、変わらぬ熱 8年目の「進化」語る


 8年目のシーズンを終えたプロ野球西武の菊池雄星投手(26)=花巻東高=は、今月初旬に3日間だけ帰省し、岩手日報社の単独インタビューに答えた。最多勝(16勝6敗)と最優秀防御率1・97の2冠と躍動した今季。クライマックスシリーズ終了後は米国シカゴに1週間、東京で2週間過ごし、最後は岩手で「好きなものを好きなだけ食べる旅」を楽しんだ。故障とリハビリを乗り越え、進化を遂げた8年の足跡を本人の言葉からたどる(15日紙面から5回続き企画スタート)。

 「お久しぶりです」。鍛え抜いた肉体から放たれる素朴で明るいオーラがまぶしい。大きな格子柄の青いジャケットに黒いシャツ、白いズボンの生地はパツンパツンに張っている。花巻市湯本の花巻温泉にある喫茶店「カフェ・ド・蔵」に笑顔で現れた。

 最初の質問は「投手2冠、この活躍は頭にあったものか」だった。菊池はしばらく考えた末に「ありましたね。7年間でいろいろな経験を積み、もう準備はできたと思えた。自信を持って臨んだシーズンでした」と答えた。「今季は追い込んでから三振が取れた。昨年までは追い込むまで行けても、そこから時間がかかった。捕手にも伝えていたんです。今年は3球勝負で行かせてくれって。無駄球なしです」と胸を張った。

【写真=投球理論について熱っぽく語る西武・菊池雄星=花巻市内】

(2017/11/15)

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