不登校の子、支援一層 盛岡、ポランの広場30周年で講演


 不登校や引きこもりに悩む子どもとその家族を支援するNPO法人県青少年自立支援センター「ポランの広場」(泉勝夫理事長)は12日、盛岡市三本柳のふれあいランド岩手で、発足30周年記念講演会を開いた。

 各地区の不登校を考える父母会員ら約90人が参加。元中央大教授の横湯園子さんと、立命館大名誉教授で登校拒否・不登校問題全国連絡会世話人代表の高垣忠一郎さんが講演した。

 横湯さんは、体罰やいじめを受けて自宅のトイレに8年間引きこもった青年の例などを紹介し「安全を確保し、心的外傷の原因となった経験を自ら語るまで待つことが必要」と語った。

 高垣さんは「頑張り過ぎて心身が不調になるケースが多い」と指摘。「褒めて自己肯定感を育もうとすると、子どもは期待に沿うため『良い子』を演じる。自分の感情をありのままに表現できないことが生きづらさを生む」と指摘した。

【写真=いじめの後遺症からの回復や若者の生きづらさをテーマとした記念講演会】

(2017/11/14)

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