サンマ水揚げ55%減 本県10月末、前年同期比


 全国さんま棒受網漁業協同組合(全さんま)は10日、10月末現在のサンマ水揚げ状況を公表し、本県の数量は前年同期比55%減の7122トンにとどまった。最終的に記録的不漁となった過去2年の同時期を下回り、統計が残る2009年以降最低。深刻な数量不足と価格高騰に水産業者は苦しめられている。

 県内の港別は、大船渡5363トン(同45%減)、釜石940トン(同39%減)、宮古816トン(同81%減)。反動で10キロ当たりの単価は3365円(同46%増)と高騰した。全国の水揚げ量は4万5756トン(同48%減)。

 水産研究・教育機構東北区水産研究所資源管理部(八戸市)などによると、資源減少と、サンマが南下せず、漁場が遠かったことが不漁の要因。11月に入り南下が進み、各地で水揚げが上向くが、最終水揚げは全国的に前年の水準(本県は2万1862トン)まで伸ばすのは厳しいとみられる。

(2017/11/11)

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