大豆「山白玉」が復活 久慈・山根地区、念願の収穫


 久慈市山根町の畑で栽培されていた大豆「山白玉(やましらたま)」の収穫作業が9日行われた。山根地区の純粋な在来種で、その復活を目指して市地域おこし協力隊員の清水勇さん(33)=同市長内町=が取り組んできた。収穫した山白玉は豆腐に加工する方針で、年内に地元の新山根温泉べっぴんの湯での提供を目指す。

 収穫は地元農家ら16人が参加。約6アールの畑から加工用を刈り取り、先月下旬に収穫した種用と仕分けた。収量は目標通りの200キロ程度とみられ、約10日間かけて乾燥させる。

 山白玉は約30年前までは県の奨励品種だったが、病気に弱く収量が不安定という課題があり、他の品種と掛け合わせた大豆栽培はあったが、純粋な山白玉の生産者はいなくなっていた。

 清水さんにとって山白玉の生産振興は同隊任務の一つ。今回の収穫分から優秀な種子を確保し、より高値の取引を交渉するなどして栽培農家を増やしていく。

【写真=収穫した山白玉を仕分ける清水勇さん(右から2人目)ら】

(2017/11/10)

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