配達灯油、じわり負担増 県生協連、冬季前に値上げ


 県生協連(飯塚明彦会長理事)は11日、盛岡市内丸の県公会堂で本年度の第2回灯油委員会を開き、21日〜11月末の灯油の配達価格を18リットル1350円(税込み、1リットル75円、電話注文同76円)に決めた。卸価格上昇を受け現在より72円、昨年同期より216円高くなる。灯油の需要が増える冬季を前にした値上げに、消費者からは家計の負担増を懸念する声が上がる。

 委員14人が出席し価格案を承認した。県生協連によると、石油輸出国機構(OPEC)の協調減産が決まった昨年11月以降、原油価格が上昇し、円安の影響もあって元売り会社の仕切り価格が4週連続で上昇。それに伴い、生協への卸価格も9月末から6・0円〜6・5円高くなったことから今回の値上げに踏み切った。

 県生協連の吉田敏恵専務理事は「市況価格や家計負担を抑えるためにも値上げ幅は最小限にした」と説明。原油価格の高騰は一段落したとの見方もあるが「今後の価格の見通しは不透明で、下がる可能性は低い」と市場動向を注視する。

【写真=顧客方のホームタンクに給油するいわて生協の職員=11日、盛岡市下飯岡】

(2017/10/12)

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