岩泉乳業新工場、29日に本格稼働 ヨーグルト販売再開へ


 昨年の台風10号豪雨で被災した岩泉町乙茂(おとも)の岩泉乳業(山下欽也社長)は29日、新工場の完工式を行い、本格稼働する。現在はヨーグルトを試験的に製造しており、10月上旬から県内向けの販売を再開する。同社の商品は全国にファンが多く、地場産業振興にも重要な役割を担うだけに、地域経済の再生へ弾みがつきそうだ。

 新工場は被災前の第2、3工場を統合させ、鉄骨2階建てで敷地面積7925平方メートル、延べ床面積1860平方メートル。生乳を集めて一時保管するコールドセンター機能を本社工場から移設した。本社工場を含む復旧費は29億円。21日から一部稼働し、ヨーグルトの試作を行っている。

 本格稼働後は被災前と同規模のヨーグルト日量10トンの製造量を回復。11月末の本社工場完成後はフル生産体制に入り、日量12・8トンとなる。11月からは県外、12月からはインターネット販売を再開する。

【写真=新工場の本格稼働に向け準備に励む岩泉乳業の社員。ヨーグルトは10月上旬から県内販売を再開する】

(2017/09/26)

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