「通学楽に」「一安心」 JR山田線運転再開、住民歓迎


 JR盛岡支社(大内敦支社長)は22日、2015年12月以降不通が続くJR山田線上米内―川内駅間を復旧し、11月5日に盛岡―宮古駅間の運転を再開すると発表した。宮古市門馬(かどま)で発生した土砂崩れによる脱線事故から、約1年11カ月ぶりに内陸と沿岸を結ぶ鉄路が復活する。再開を心待ちにする沿線の自治体や住民からは歓迎の声が上がり、同支社は地域と連携して再開後の利用促進を図る。

 事故現場では22日、8人ほどの作業員が機械を操作し、落ち着いた様子で復旧に当たった。現場近くに住む盛岡スコーレ高3年の生徒は「山田線の駅は自宅に近く、通学が楽になる」と喜んだ。

 JR東日本や国に早期復旧を要望してきた沿線の自治体は待望の再開を歓迎。11月5日に記念イベントを開く予定の宮古市の山本正徳市長は「再開日が決まり一安心している。山田線が廃線にならずに残ったことは力強く、利用促進に向け頑張りたい」と強調した。

【写真=11月5日の運転再開に向け復旧が進む事故現場=22日、宮古市門馬】

(2017/09/23)

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