小林兄弟、五輪代表へ意欲 スキー、盛岡中央高出


 8月下旬に長野県白馬村で行われたノルディックスキーの夏の国際大会、グランプリ(GP)ジャンプ男子個人第5戦で、兄弟で平昌(ピョンチャン)冬季五輪代表入りを目指す小林潤志郎(雪印メグミルク、盛岡中央高―東海大)と陵侑(土屋ホーム、盛岡中央高)がそろって表彰台に立った。海外の有力選手が少なかったとはいえ、26歳の兄、潤志郎は第4、5戦に2連勝。20歳の弟、陵侑も第5戦で2位に入った。

 潤志郎はワールドカップ(W杯)で2015年3月の13位が最高。昨季は国内大会こそ好調だったが、途中から参戦したW杯ではアピールできず、世界選手権の代表から漏れ「悔しいことも、うまくいかないこともたくさんあった」と振り返る。今季は助走と飛び出しの方向が改善し、飛躍が安定しつつある。

 陵侑は16年1月のW杯個人のデビュー戦でいきなり7位に入ったホープ。大きな期待を背負った昨季はシーズンを通じてW杯を転戦したが、個人戦の最高は33位にとどまり、上位30人に与えられるW杯得点を一度も獲得できなかった。「屈辱は忘れない」と悔しさを胸に、徹底的に体づくりから励んできた。

 日本が14年ソチ冬季五輪で銅メダルを獲得した団体は、葛西紀明(土屋ホーム)伊東大貴(雪印メグミルク)竹内択(北野建設)に続く「4番手」がポイントだ。潤志郎は「2人で入りたい」と意欲満々。日本チームのコーチで雪印メグミルクの原田雅彦監督は「五輪が楽しみな気持ちになった。この調子で冬に入ってほしい」と期待している。

【写真=ノルディックスキーのGPジャンプ男子個人で2連勝し、笑顔を見せる小林潤志郎(右)と、2位になった弟の陵侑=8月、白馬ジャンプ競技場】

(2017/09/14)

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