緊急時の情報弱者防げ 盛岡、防災ラジオ拡大


 盛岡市は北朝鮮の弾道ミサイル発射や災害時の緊急情報を伝える手段として、自動的に起動する防災ラジオの配備を進めている。同市は玉山地域を除き防災行政無線がないため、携帯電話を持たない高齢者や子どもら、より多くの市民に情報を確実に届ける。すでに配備した避難所や町内会長らに加え、本年度から2年間で民生委員に600台を貸与する。

 市は、災害警戒情報や避難勧告、国民保護情報などをコミュニティーFMのラヂオもりおかを通じて発信。防災ラジオは電源が入っていなかったり、他局を受信していたりしても自動的に緊急情報を放送する。

 東日本大震災後の2013年度に玉山地区を除く避難所119カ所に配布。16年度は地域防災のリーダーとなる町内会長や自主防災組織の代表者286人に貸与した。本年度は浸水想定区域を抱える地域を優先し、民生委員に300台を配布している。事業費は約300万円。来年度は残る民生委員300人に配る。

【写真=高齢者ら災害弱者にも緊急情報を伝えるため、民生委員に配布された防災ラジオ】

(2017/09/14)

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