元気呼ぶ久慈秋まつり 14日の前夜祭で開幕


 昨年は台風10号豪雨で中止になり2年ぶり開催となる久慈秋まつり(実行委主催)は、14日の前夜祭を皮切りに4日間の日程で始まる。大規模な浸水被害に遭った久慈市の商店街で山車やみこし、郷土芸能パレードなどが繰り広げられる。被災した山車組の関係者は「町じゅうに元気を」と気合十分。2年分の思いを込め、完全復旧へ歩む被災地を鼓舞する。

 巽町組(神田康弘組頭)でおはやしを担う小中高生約20人は11日夜、同市巽町の倉庫で笛や太鼓の練習に励んだ。小太鼓の久慈小6年藤森翼君は「天気が悪い日が続いているので、本番はいい演奏をして晴れにしたい」と晴れ舞台を待ち望む。

 山車を制作・格納する同市本町の小屋は昨年8月、台風で高さ80センチほど浸水。「三国志」をテーマに約6割まで完成していた山車は下部が水に漬かり、飾り、人形、仕掛けを動かす機械などが被災した。

 14日の前夜祭は同市中町の道の駅くじやませ土風館で、15〜17日のお通り、中日、お還(かえ)りは同市荒町から本町で展開する。最終日は女優のん(本名能年玲奈)さんがゲスト出演する。

【写真=小太鼓や笛の練習に熱が入る巽町組の児童生徒】

(2017/09/13)

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