大道芸で大船渡に元気 全国の芸人集い催し


 全国各地の大道芸人が集うイベント「気仙を大道芸で盛り上げ隊」(地域活性化総合研究所主催)は19日、大船渡市大船渡町の商業施設キャッセン・モール&パティオなどで始まった。20日と22日にも同市と陸前高田市で開く。復興支援が減少する中、支援に頼らず、住民と大道芸人が支え合う環境を目指し企画。「大道芸のまち大船渡」を定着させ、地域活性化につなげる。

 初日はアクロバットパフォーマーのジロー今村さん(東京都)など東京都や兵庫県のパフォーマーが出演。ボールのリフティング、三角コーンを使ったジャグリングなどを繰り広げた。ジローさんはパイプ椅子や脚立を積み上げた上で演技を披露。迫力の技に歓声と拍手が響き、「投げ銭」をする観客も多く見られた。

 イベントは、震災を機に青森県から大船渡市に移住した地域活性化総合研究所(同市)の福山宏主席研究員(53)が、東京都で大道芸イベントに参加したことをきっかけに企画。「復興支援が減少する中、住民自らの力で活性化に取り組めないか」と模索し、災害公営住宅などでパフォーマンスを披露していたジローさんと出会い実現した。

 「パフォーマンス」で交流人口を増やし、観客による「投げ銭」によって、互いに支え合う地域を目指す。大道芸人が宿泊できるシェアハウスの整備なども計画している。同イベントはさらにパフォーマーを増やし、20日と22日にも開催する。

【写真=華麗な技の数々で観客を魅了するジロー今村さん】

(2017/08/20)

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