「葛巻好き」育む循環 年3度のワンダーランド


 葛巻町のくずまき高原牧場で16日まで、同町の自然や酪農を児童が体験する「サマーワンダーランド」が繰り広げられている。長年夏と冬、春に行うワンダーランド事業では近年、かつての参加者が高校生や大学生となり、「後輩」の児童たちを見守るスタッフとして戻る例が増えている。子どもの成長を間近で実感できることや地元住民の温かさが魅力となっており、同町に移住し同牧場で働いている経験者もいる。関係者は「経験者が葛巻に戻る流れを今後につなげていきたい」と継続を誓う。

 今回は県内外の児童35人とスタッフ15人が参加。11日は数人ずつの班に分かれて期間中の目標づくりや発表を行い、牧場で乳牛や肉牛の世話を体験した。

 同事業は子どもたちが親元を離れ、食や命の大切さや同年代の仲間たちとの関わり方を学ぶ。2001年から冬のスノーワンダーランドを行い、07年からは夏にも開催。春のスターワンダーランドなどを含め、延べ1400人以上を受け入れてきた。経験者の参加も07年以降徐々に増え、今回は9人が参加している。

【写真=サマーワンダーランドで交流する子どもたち。谷藤寛悟さん(右奥)ら、スタッフとして運営を支える経験者も増えている】

(2017/08/12)

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