賢治が設計の花壇に苗植え 花巻の保存会


 花巻市の宮沢賢治「下の畑」保存会(菅野将勝会長)は18日、同市桜町4丁目の宮沢賢治詩碑近くにある賢治自耕の地(下ノ畑)で、賢治が設計した花壇「涙ぐむ目」の花植え会を開いた。住民ら約40人が、当時畑作りにいそしんだ賢治の思いを感じながら丁寧に花苗を植えた。

 会員や子どもたちが黄色のマリーゴールドと赤のサルビア計600株を手植えし、自然の生き物との触れ合いも楽しみながらかわいらしく花壇を彩った。南城小3年の児童は「苗を植えるのは楽しかった。コクワガタも見つけられてうれしい」と喜び、八木葵さん(同)は「ここに宮沢賢治の畑があったのは知らなかった。きれいに咲いてほしい」と願った。

 花壇「涙ぐむ目」の実物は盛岡市月が丘の盛岡少年院にある。菅野会長らが2007年、荒れ地になっていた下ノ畑を整備した際に実物の10分の1の大きさで設けた。

【写真=宮沢賢治設計の花壇「涙ぐむ目」に植える花を手に、笑顔を見せる子どもたち】

(2017/06/19)

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