運用立場利用し横領か 逮捕のグルージャ元副社長


 サッカーJ3のグルージャ盛岡を運営する盛岡市のいわてアスリートクラブ(菊池賢社長)から広告料1千万円を横領したとして、業務上横領の疑いで18日逮捕された同社の元副社長で会社役員の平川智也容疑者(44)が、スポーツビジネスの経験を買われて副社長に就任し、唯一の常勤役員として事業資金の運用などを統括していたことが同社への取材で分かった。県警は平川容疑者が立場を利用して犯行に及んだとみて、慎重に捜査している。

 同社によると、平川容疑者は2015年12月に常勤の副社長に就任。同社は15年度決算が赤字だったが、当時、唯一の常勤役員だった男性はスポーツビジネスの経験がなかったため、経営改善のため、経営する会社が女子サッカーチームのスポンサーだったことのある平川容疑者が経営に加わり、男性に代わって常勤役員となり、事業資金の運用や調達などの業務全般を統括していた。

 県警は、平川容疑者が横領した金を自ら経営する会社の運転資金に充てたとみており、業績悪化と犯行の関連を調べている。

 盛岡東署は19日、平川容疑者を業務上横領容疑で盛岡地検に送検した。

(2017/05/20)

[PR]

トップへ