南部家藩主の生き方に迫る 盛岡の歴史文化館企画展


 盛岡市内丸のもりおか歴史文化館(畑中美耶子館長)は19日、企画展「盛岡南部家の生き方」の公開を始めた。江戸時代中期までの5〜10代の盛岡藩主6人に焦点を当て、飢饉(ききん)や災害に苦しみながらも、藩政に取り組んだ歴史をひもといている。

 南部行信(ゆきのぶ)公、信恩(のぶおき)公、利幹(としもと)公、利視(としみ)公、利雄(としかつ)公、利正(としまさ)公の時代の資料83点を3部構成で紹介。「傾く盛岡藩政」では、大凶作や火事、台風、岩手山の噴火に苦しみ、財政難となった様子を文書などから分析した。

 これらに対応しようとした「盛岡藩政改革」では藩主の挑戦を掘り下げた。各年代で出された倹約令を解説。年貢の利率を農民の自己申告制にした行信公、上の橋に投書箱を設け、自分で領地を回った利視公らの動きを取り上げる。

 7月2日まで午前9時〜午後7時。期間中の休館日は5月16日と6月20日。一般300円、高校生200円、小・中学生100円。

【写真=紫根染や岩手山をかたどった装飾などが特徴の南部利幹公所用のよろい】

(2017/04/20)

[PR]

トップへ