自動車部品塗装、奥州に新工場 東北初、愛知の企業


 自動車部品塗装大手の五和製作所(愛知県豊田市、資本金2千万円、安藤尚司社長)は奥州市前沢区に東北初進出となる新工場建設を計画している。新規で30人を地元雇用し、2018年夏の稼働を予定。自動車関連産業の集積が進む県内でも部品塗装企業はほとんどなく、県外に多くを頼ってきた。今後県内で生産の一貫体制が整うと期待される。

 計画中の東北工場は前沢区の工業団地に用地を取得し、今年夏の着工を予定。総事業費は約4億円を見込む。

 自動車の車体・部品の下塗りなど複雑な形状の金属製品の防食塗装に利用される「カチオン電着塗装」のラインを整備。生産能力は1日最大約60トンの金属塗装が可能となる。

 採用予定の従業員30人のうち、約10人は幹部候補として本社などで1年間の研修を実施。将来的に80人規模へ拡大する構想もある。

 同社は1973年に設立し、本社工場をはじめ国内に3工場、米国に2工場を構える。従業員は国内外に約320人。売上高は国内のみで約48億円(14年6月〜15年5月)。大手部品メーカーと取引する。

(2017/04/10)

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