歩んだ絆これからも 大船渡、同居の2校閉校式


 大船渡市赤崎町の赤崎小(三浦和人校長、児童73人)と蛸ノ浦小(須藤寿弘校長、同46人)の閉校式は20日、蛸ノ浦小でそれぞれ行われた。ともに144年の歴史を有し、東日本大震災後は蛸ノ浦小で合同授業を行った両校。地域と歩んだ校史に幕を下ろし、4月から新「赤崎小」として、一緒に新たな伝統を築く決意を新たにした。

 赤崎小は約200人が出席。三浦校長は「ひたむきな児童の姿は、見る人に希望と勇気を与えてきた。新校舎は子どもにも、地域にとっても復興のシンボルだ」とあいさつした。

 同校は震災で校舎が全壊し、翌月から蛸ノ浦小と合同で学習。山口敬就(たかなり)君(6年)は「被災した(赤崎小の)校舎前で歌った校歌は忘れられない。ありがとう、お疲れさま、さようなら赤崎小学校」と感謝した。

 それぞれ、全員で最後の校歌を歌い、校史に幕を下ろした。両校はいずれも1873年創立で、赤崎小は5631人、蛸ノ浦小は三千数百人の卒業生を輩出した。

【写真堰≠P44年の歴史に思いをはせて校歌を歌う赤崎小の児童と保護者ら】

【写真=心を一つに校歌を歌い、地域と歩んだ校史に幕を下ろす蛸ノ浦小の児童と保護者ら】

(2017/03/21)

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