福岡高・戸田教諭に奨励賞 小柴さんから表彰受ける


 【東京支社】二戸市の福岡高の物理・地学教諭戸田公夫さん(52)は20日、ノーベル物理学賞受賞者の小柴昌俊東京大特別栄誉教授が理事長を務める平成基礎科学財団が、優れた理科教育プログラムを表彰する小柴昌俊科学教育賞の奨励賞を本県で初めて受賞した。

 東京都文京区の同大小柴ホールで最終選考会を開き、2次審査を通過した4人が登壇。戸田さんは「波動としての光に興味を持たせる指導の工夫」と題し、約10年間改善を重ねてきた、光の波長を測ることを通して光の基礎的性質を学ぶプログラムを発表した。

 表彰式で尊敬する小柴特別栄誉教授にたたえられた戸田さんは「簡単なところから、いろいろなものが見えてくる。その面白さを伝え、子どもたちに興味を持ってもらえるよう頑張りたい」と決意を新たにした。

 ニュートリノの観測でノーベル物理学賞を受賞した小柴特別栄誉教授は2003年、基礎科学振興を図る同財団を設立。財政問題と役員高齢化などのため3月末で解散する。04年度に始まった同教育賞も13年目の今回で最後となった。

【写真=奨励賞を受賞し、小柴昌俊特別栄誉教授に表彰された戸田公夫さん(右)】

(2017/03/21)

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