ふれあい待合室、3月末で運営終了 大船渡・三鉄盛駅


 大船渡市のNPO法人夢ネット大船渡(岩城恭治理事長)は、大船渡市盛町の三陸鉄道盛駅ふれあい待合室の運営を3月末で終了する。東日本大震災で三鉄が休止した時期から駅舎活用のための活動を展開。再開後はイベント列車を運行するなど、南リアス線の利用促進に尽くしたが、県の緊急雇用創出事業終了に伴い、惜しまれながら幕を下ろす。19日は、最後の貸し切り列車となる「駅弁列車」を盛―釜石間で走らせた。

 市内外から33人が参加し、岩城理事長らボランティア5人が乗車。復興が徐々に進む車窓の景色を眺めながら、海の幸満載の弁当を楽しんだ。

 岩城理事長は三鉄の再開の歩みや津波から命を守る知恵、沿線の名所・歴史を軽妙に語り、乗客の笑いを誘った。終点の盛駅に到着すると、乗客の温かい拍手が湧き上がった。

 同市大船渡町の女性(71)は「おいしかったし、友達と盛り上がった」と笑顔。同市末崎町の女性(71)は「みんなのためにイベントをお世話してくれてありがたい。最後に乗れてよかった」と感謝した。

【写真=三鉄車両とともに記念撮影に納まる夢ネット大船渡のメンバーと乗客】

(2017/03/20)

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