記念誌作り、全校4人が力 3月閉校の岩泉・中沢小


 学校統合のため3月で閉校する岩泉町門の中沢小(小野寺俊哉校長)の全校児童4人は16日、記念誌に掲載するため、同校の1回生と4回生の卒業生を招き、当時の学校生活や歴史を学んだ。2人が語ったのは70年ほど前の遊びや食べ物、戦争の記憶など、児童が知らない話ばかり。生きた地域の歴史を聞き取り、自分たちの手で記録に残す。

 同地区に暮らす卒業生の山本妙子さん(81)と菊地孝一さん(78)を招待。児童は「どんな遊びをしましたか」「お昼ご飯は何を食べていましたか」などと質問した。

 2人は戦前生まれ。山本さんは「戦争が始まり、当時は遊び道具もなかった。障子紙で日章旗を作り、兵隊の見送りに使っていた。大変だった記憶しかない」としみじみ語り、児童は真剣な表情で聞き入った。

 記念誌は写真も使い、同校の歴史をまとめ、この日児童が聞いた内容も盛り込む。400部作製し、卒業生、関係者に配る予定だ。

【写真=閉校記念誌に載せるため、卒業生2人を招き当時の学校生活などを学んだ中沢小の児童】

(2017/02/17)

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