特殊詐欺被害最多110件 16年県警まとめ


 2016年の県内の特殊詐欺被害件数は前年比33件増の110件、被害額は8727万円減の1億9910万円(いずれも暫定値)で、統計を始めた12年以降で件数は最多、額は最少となった。手口別は還付金詐欺46件が最多で、前年比32件の大幅増。県警は対策として、金融機関の店舗以外の現金自動預払機(ATM)付近に、利用客に音声で注意喚起する装置の設置を検討している。

 県警によると、12年以降の被害件数は14年の85件が最多。被害額は6億8918万円だった12年から減少傾向で推移している。16年の手口別は還付金詐欺のほか架空請求詐欺37件(前年比10件増)、おれおれ詐欺15件(同14件減など)。

 設置を検討している人感センサー付き音声広報装置は、利用客がATMに近づくと音声で注意喚起する。昨年11月から盛岡市内のスーパーなど3カ所に設置し、本格実施の可能性を模索している。

 還付金詐欺は被害者にATMで誤った操作をさせて現金をだまし取る。県警によると、還付金詐欺46件のうち45件が金融機関の店舗以外のATMから振り込んだ。監視の目が届きにくく対策が急務だ。

(2017/01/12)

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