手掛かり一つでも家族へ 震災5年10カ月、釜石署が捜索


 釜石署(阿部裕一署長)は東日本大震災から5年10カ月となる11日、大槌町小鎚の小鎚川河川敷で行方不明者の集中捜索を行った。署員は手掛かりを求める家族の願いを胸に、懸命に活動した。

 署員18人のほか、6日に警察犬に委嘱された2匹と指導手も参加。寒風に時折雪が交じる中、とび口を使って草をかき分け、丁寧に捜索を行った。

 同署管内の行方不明者は575人(11日現在)。広島県警から出向中の道下隼平巡査長(26)は「一つでも有力な手掛かりを見つけて、帰りを待つ家族の期待に応えたい」と力を込めた。

 同日は久慈、岩泉、宮古、大船渡の4署も捜索を行った。大船渡署が陸前高田市気仙町の要谷漁港南側海岸線などで行った捜索では、骨のようなものが2片見つかり、鑑定を進める。

【写真=とび口を使い、懸命に遺留品を捜す釜石署員】

(2017/01/12)

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