岩畜が豚処理新施設計画 東北初、ハサップ輸出対応


 紫波町犬渕の岩手畜産流通センター(村川健一社長)は2020年春の稼働を目指し、同社敷地内に新しい豚の大規模処理施設の建設を計画している。豚処理施設としては東北で初めて、食品衛生管理の国際基準「HACCP(ハサップ)」に対応した輸出認定施設とし、国内販売の競争力強化とシンガポールなどへの輸出拡大を狙う。処理頭数も現行比4割増の年35万頭に拡大。約106億円の大型投資が見込まれ、同社は新施設の整備により本県の養豚振興に貢献したい考えだ。

 新施設は老朽化が進む現行施設に代わる位置づけ。駐車場などがある約5万平方メートルの敷地に鉄骨平屋一部2階建ての建屋(延べ床面積約1万7千平方メートル)と車両の消毒装置・洗車場、浄化槽(増築)などを整備する。17年度に詳細設計や土地造成を進め、建屋は18年夏ごろの着工を予定する。

 建屋は▽と畜▽部位別に肉をカットする部分肉製造−の2工程。と畜能力は今後の県内の増頭計画を踏まえ、最終的に年10万頭増の35万頭に拡大する。

(2017/01/08)

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