ILCに「関心」68% 県政世論調査、前年上回る


 岩手日報社が行った県政世論調査(2013年11月12日〜12月3日)で、国際リニアコライダー(ILC)計画への関心について、「関心がある」「どちらかといえば関心がある」の回答は合計で68・3%となり、前年調査を4・3ポイント上回った。8月には北上山地(北上高地)が建設候補地に決まり、関心も高まったとみられる。2〜3年後に見込まれる国の誘致判断に対して地元の熱意をアピールしていくためにも、一層の機運の盛り上げと周知が求められる。

 回答の内訳は「関心がある」40・6%(前年調査比2・5ポイント増)、「どちらかといえば関心がある」27・7%(同1・8ポイント増)。

 二つの回答の合計は、男女別では男性76・5%(同5・7ポイント増)に対して女性61・3%(同2・7ポイント増)と約15ポイントの差があった。女性の関心を高めるには、理系分野進出支援なども鍵となりそうだ。

 県政策地域部の大平尚首席ILC推進監は「国の誘致判断の際には国民の声が後押しになる。講演会や首都圏でのシンポジウムなど工夫し、県内の盛り上がりを維持して国民への周知につなげたい」と気を引き締める。

 【注】小数点第2位を四捨五入し、比率の合計は100%にならない場合がある。

 【調査方法】県内80地点から20歳以上79歳以下の1200人を選挙人名簿から無作為に抽出。昨年11月12日から12月3日まで郵送によるアンケート方式で行い、県政課題など17項目を聞いた。761人(男353人、女408人)が答え、回答率は63.4%だった。

(2014/01/01)

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