5町村で自民勝利 各党比例得票、本県も民主に逆風


 

 11日投開票された参院選比例代表の県内34市町村別得票で、民主党は29市町村で最高得票を獲得し、自民党など他党を圧倒する一方、山田町など5町村で自民党にトップを明け渡した。民主党は2007年の前回参院選比例代表で県内全市町村を制したが、今回は消費税増税論などに対する「逆風」が本県にも影響したことがうかがえる。

 比例代表の政党別の県内得票率は@民主党45・97%(07年比9・09ポイント減)A自民党23・31%(同0・39ポイント増)B公明党7・33%(同0・04ポイント増)Cみんなの党6・79%(同なし)D社民党6・12%(同0・86ポイント増)E共産党5・67%(同0・07ポイント増)―など。

 07年と比べ、民主党が10ポイント近く減らしたのに対し、みんなの党は社民、共産両党を上回り本県でも健闘した。

 民主党の得票率が高かったのは@奥州市55・0%A洋野町52・67%B金ケ崎町52・42%―など。一方、自民党の得票率が高かったのは@山田町43・72%A大槌町40・41%B普代村40・13%―など。

 大槌、山田、田野畑、普代、野田の沿岸5町村で自民党の得票率が民主党を上回った。最も有権者が多い盛岡市は民主党45・76%に対し、自民党は20・31%だった。

 県内の党派別得票数は民主党の29万3985票を最高に、自民党14万9113票、公明党4万6912票、みんなの党4万3442票、社民党3万9161票、共産党3万6262票など。民主党はトップを維持しつつも前回から7万8337票減らした。

知事「敗因は脱小沢」

 達増知事は12日の定例記者会見で、参院選で民主党が大敗を喫したことについて「挙党一致ではない態勢で選挙に臨むなど問題が多々あった」と述べ、菅直人首相の「脱小沢」シフトが敗因と分析した。

 達増知事は「身内(民主党内)で切ったり排除したりすることは、多くの国民の支持を得る上で逆行し、参院の議席減少につながった」と菅首相の手法を批判した。

 参院選岩手選挙区で民主党の現職主浜了氏(60)が圧勝したことについては「全国で当確一番乗りだったことは素晴らしい」と評価。比例代表で工藤堅太郎同党県連代表(67)が落選したことには「全国的な民主党の比例票の伸び悩みが落選につながり、残念だ」と述べた。

(2010/07/13)

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