森のようちえんに注目 葛巻に首都圏から視察者来訪Tweet 葛巻町のくずまき高原牧場「森のようちえん」(同実行委主催)に首都圏から視察者が訪れている。19日は、国内外の「森の幼稚園」を研究している東大大学院の東方真理子さん(27)とドイツの日本人学校で校長を務めた横浜市の瀬野尾千恵さん(62)が訪問。さまざまな自然体験を通して幼児の感性をはぐくむ取り組みが注目されている。 4回目となる森のようちえんには、3歳以上の幼児と家族約40人が参加。子どもたちは虫を探したり、大きなフキを頭からかぶったり、枝を振り回したり、森の中で思い思いの時間を楽しんだ。 北欧と日本を行き来して「森の幼稚園」を研究している東方さんは「ドイツと似たような感じ」と印象を語る。ただ、ドイツの場合は毎日のように森で過ごすが、「日本は土、日曜などイベント的に行われている」のが現状だ。 東方さんによると、ドイツの森の幼稚園に通う子どもは互いに創造力を働かせて森の中で遊ぶため、コミュニケーション能力が高いといわれる。「子どもが自然の循環や営みに気づき、人も自然の一部と無意識でも感じることが大事」と話す。 瀬野尾さんは、ドイツの環境教育に感銘を受けた一人。バイエルン州のある小学校は、授業が終わると2時間ほど森や湖に行き、自然を使ったゲームや遊びをするという。 3月に横浜市の小学校長を退任したが「森の中で感性を育てる保育が都会でこそ必要だ。場所など問題は多いが、平日に通う森の幼稚園をやりたいという思いはある」と話す。 くずまき高原牧場の森のようちえんは、毎月1、2回開催。定員を上回る応募者があり、現在はキャンセル待ちの状態だ。 問い合わせは同園事務局(0195・66・0555)へ。 (2010/06/20) 関連記事を取得中
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