英語あいさつでファンサービスも 大谷、最後まで笑顔


 【札幌市で本社取材班】県民に感動を与えた5年間の挑戦は、北海道民の心もつかんでいた。札幌市の札幌ドームで25日に公開記者会見し、米大リーグエンゼルスへの移籍を報告した大谷翔平選手に、一部開放されたグラウンドやスタンドを埋め尽くした約1万3千人のファンは「ありがとう」「伝説となれ」と横断幕や紙を掲げてエールを送った。日本一への軌跡を刻んだ札幌の地から、感謝を胸に夢舞台へ旅立つ若武者を送り出した。

 5年前の12月25日、空港で温かく迎えてくれた日本ハムファンに、別れと感謝を伝える会見。席に着くと、緊張なのかつぶやくようにあいさつの練習をした。

 Long time no see,I’m Shohei Ohtani.

 意表を突いた英語のあいさつ。通訳が「お久しぶりです、大谷翔平です」と訳すと、してやったりの笑顔を見せた。「こんばんは、笑ってもらえて良かったです」とファンに感謝した。

 本人の希望でグラウンドに特設ステージを設け、球場内の一部を無料開放。平日だが多くのファンに会いたいと午後6時に開始し、約40分間、栗山英樹監督やチームメートとともにファンを喜ばせ続けた。

【写真=栗山英樹監督に国内最後の一球を投げ込み、サインを記したエンゼルスのユニホームを渡して笑顔を見せる大谷翔平選手(左)=25日、札幌市・札幌ドーム】

(2017/12/26)
[PR]

トップへ