雄星、今季4度目完封 リーグトップタイ14勝


<西武3−0ロッテ>

 西武の菊池雄星(花巻東高)は今季4度目の完封でリーグトップに並ぶ14勝目を手にした。散発4安打で10三振を奪う圧巻の投球。「気持ちいいし、マウンドは降りたくない」と気持ちよさそうに汗を拭った。

 序盤からスライダーが切れた。140キロを超えるスピードで右打者の懐に食い込み、踏み込ませない。10三振のうち8個をスライダーで奪った。

 四回までに3点の援護をもらうと、終盤には「(球速を)出そうと思っていた」と投球動作にわずかな変化を加える余裕も見せた。七回1死無走者ではペーニャに対し、軸足に、より体重を乗せるため、平行に近かった左肩を下げ、ためをつくってから投げた。「左肩を下げれば出る」との言葉通り、自己最速に並ぶ158キロをマークし、空振りを奪った。

 2試合連続で2段モーションによる反則投球を指摘された後、投球フォームを修正して臨んだ前回8月31日の登板では「余裕がなかった」と、試せなかったという。反則投球に揺れた8月を終え「今はこのフォームの中で100パーセントを出そうと思う」と吹っ切れた表情だった。

【写真=完封で14勝目を挙げた西武・菊池雄星=メットライフドーム】

(2017/09/08)
[PR]

トップへ