雄星、自己最多13勝目 完投、2位浮上をけん引


<西武6−2楽天>

 西武の菊池雄星(花巻東高)が2失点の完投で自己最多の13勝目を挙げ、チームを4月24日以来の2位に浮上させた。2試合連続で2段モーションによる反則投球を宣告された投球フォームを修正し「ここで打たれると、あのフォームだったからと言われるのが嫌だった。絶対に勝ちたかった」とうなずいた。

 問題視されなかった開幕時の映像は見ず、投球ノートを何度も見直し、前日30日もブルペンに入って感覚を思い出した。段がつき、一連の動きではないと指摘された右脚をセットポジションからスムーズに動かす。

 一回は先頭打者のオコエに初球の148キロの速球を中越えへソロ本塁打されたが、慌てることなく最速151キロの速球に切れのいいスライダーを交え、楽天打線を抑えた。

 五回は「どうやって投げていたんだろう」と自分を見失いかけ、先頭打者から連続四球を与えて2点目を失ったが、立て直した。120球を超えて迎えた九回も志願して続投。最後の打者を11個目の三振に仕留め、雄たけびを上げた。

 「優勝を狙える可能性がある限り、そこを目指して頑張る」と力強く語ったエースを辻監督は「おとこ気を見せてくれた」とたたえた。

【写真=楽天戦に先発した西武・菊池雄星=Koboパーク宮城】

(2017/09/01)
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