大阪大、野田村セミナーに幕 震災7年、交流は継続


 野田村野田の大阪大野田村サテライトは東日本大震災から6年11カ月となった11日、現地事務所で第1期の最終セミナーを開いた。村民と学生らが共に学び交流する場として、60回を数えた5年間の活動に一区切りをつける。一方、同大大学院人間科学研究科(栗本英世研究科長)と村はこの日、息長く交流しようと大阪大オムニサイト(OOS)協定を締結。相互交流は新たなステージへ進む。

 最終セミナーは「サテライト祭」と銘打ち、村民や同大教授ら約20人が参加。2013年3月から月命日の毎月11日に開いてきた講座などの歩みを、映像や写真を交えて振り返った。

 活動は来年度以降も続ける方針で、その展開について意見を交換。村民からは「何か形ある物を作りたい」「心が一つになる歌や踊りをしたい」「コミュニティーづくりへの助言がほしい」といった声が上がり、これから具体化する。

 全60回のセミナーを担当してきた渥美(あつみ)公秀(ともひで)教授は「ここからが本当の村づくり。当初から10年は来たいと決めており、ウィンウィンの関係となるよう焦らず交流を続けたい」と腰を据えて臨む。

【写真=最終セミナーで5年間の歩みを振り返り、今後の活動展開を考える参加者=11日、野田村野田】

(2018/02/12)
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