施設集約、町が方針 岩泉・安家で住民説明会


 岩泉町は29日、同町安家の町生活改善センターで、台風10号豪雨災害の復旧事業に関する住民説明会を開き、安家川河川改修計画で移転が必要となる公共施設を集約した複合施設を整備する方針を示した。建設場所は町安家支所付近で検討している。参加した多くの住民が同意する姿勢を示した。

 住民約70人が参加。県や町の担当者が、地区中心部約2・7キロの河川改修計画や復旧・復興事業の内容を説明した。町が示した複合施設は、移転が必要となる町安家支所、安家診療所、町生活改善センター、消防屯所を一体化。町は高齢化が進む地区での利便性向上も強調した。

 住民から反対意見はなく、郵便局も複合施設と一体化してほしいとの意見も出された。同町安家の森子芳和さん(67)は「高齢化が進む地域で、前からそのような施設があれば良いと思っていた。コミュニティー維持のため、集いの場もつくってほしい」と話した。

 一方、新たな大規模工事や施設建設に対して疑問を持つ声も。同町安家の大家雄一さん(60)は「そもそも外に出る足がない人もいる。町中心部に引っ越すなど、もっとコンパクトなまちづくりの方が良いのではないか」と意見を述べた。

【写真=県や町の担当者から復興事業などの説明を聞く住民ら】

(2017/07/30)
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