追悼公園の基本構成固まる 釜石・鵜住居整備委員会


 釜石市の鵜住居(うのすまい)地区祈りのパーク整備推進委(柏崎龍太郎委員長、委員11人)は12日、市役所で第5回会合を開き、東日本大震災犠牲者の追悼公園について、慰霊広場と防災と古里の安寧を祈る丘を中心に構成する基本案を確認した。犠牲となった市民の名前を関連死、行方不明者も含めて芳名板に記す方針を固めた。

 委員ら約30人が出席。公園の構造は▽芳名板を掲げた慰霊広場が中心▽広場は誰でも訪れやすいよう平地に造る▽広場を囲む丘を造り、上部に祈りの場を設ける▽祈りの場には津波高を示す碑を据える―などの配置案を基本とする。

 委員からは、大雨災害時に公園が被災する危険性を指摘するとともに、祈りの場から慰霊広場を見下ろす配置を疑問視する意見が出され、「鵜住居地区防災センターの犠牲者は閉じ込められて亡くなった。(公園水没で)同じ目に遭わないよう慰霊碑は上に設けるべきだ」と訴えた。

 同推進委は、これらの意見をふまえ、配置案を修正して成案化する。意見は委員会答申に併記する。

【写真=追悼公園レイアウト案の一部。中央の円慰霊広場を囲むように祈りの丘を配す】

(2017/06/14)
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