台風災害乗り越えアユ稚魚放流 宮古の閉伊川漁協


 宮古市の閉伊川漁協(袰野正一組合長)は17日、同市内の閉伊川や支流の小国川などで今季初めてアユ稚魚を放流した。流域は昨夏の台風10号豪雨災害でアユが育つ環境が大きく変化したため、3カ月かけて成育に最適な放流場所を選定し直した。関係者は河川自体や周辺の復旧工事の本格化に向け、川魚の生息にも細心の注意を払いながら進めることを改めて誓い合った。

 7月1日のアユ釣り解禁に向け、今月25日までに例年並み計約32万匹を放流する。餌場の分析などから、今年は閉伊川上流付近や被害が少なかった小国川が中心となる。17日は計6カ所に約10万匹を放した。

 同市川井の片巣橋付近の閉伊川では、体長約8センチに育った稚魚を、組合員らがバケツやホースで川に泳がせた。稚魚は初夏の日差しを浴びながら川底をゆっくりと進んだ。

【写真=アユ稚魚を放流する閉伊川漁協の組合員】

(2017/05/18)
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