岩泉のわさび加工場、6月にも復旧へ 台風10号被災


 岩泉町の岩泉産業開発(山下欽也社長)は、昨年8月の台風10号豪雨で被災したわさび処理加工施設を早ければ6月末に復旧させる。町も2017年度事業として、小袋やチューブ入りの練りわさびを商品加工する2次加工施設の建設を予定。生産量日本一を誇る畑ワサビのさらなるブランド化促進や生産拡大に向けて期待を寄せる。

 同町乙茂(おとも)にある同社のわさび処理加工施設は1次加工場として、ワサビを洗浄、カットして長野県へ出荷。練りわさびなどに商品加工されていた。6〜10月の収穫シーズンを中心に1日当たり約2トン、年間約200トンを加工する製造ラインが被災。他施設を活用するなどしたが、今季の出荷量は例年の7割程度にとどまっていた。

 同施設の復旧総工事費は約1億円。現在設計を進めており、早ければ3月ごろには復旧工事が始まる。建物は無事だったため、同社は壁や機器の修理、取り換えを行う予定だ。全壊した冷蔵冷凍施設の復旧は町が約1億円をかけて行い、6月末の再開を目指す。

【写真=岩泉産業開発が6月末の復旧を目指すわさび処理加工施設】

(2017/02/15)
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