「楽ん楽ん」解体始まる 岩泉、台風で入居者犠牲の施設


 昨年8月の台風10号豪雨災害で入居者9人全員が犠牲となった岩泉町乙茂(おとも)の高齢者グループホーム「楽(ら)ん楽(ら)ん」の解体作業は20日、始まった。施設を運営する緑川会(伊藤昭治理事長)は、建物跡地に慰霊碑を建立する案について、遺族の意向を確認した上で慎重に検討する考えを示した。

 施設は国の補助事業として取得した財産。同会は昨年12月下旬、財産処分報告書を町を通じて国に提出、今月11日付で受理された。20日は施設内の電化製品などが撤去された。

 施設向かいに立地する介護老人保健施設「ふれんどりー岩泉」は豪雨災害で1階天井まで浸水し、県内の施設に85人が搬送された。現在復旧工事が行われており、4月の受け入れ再開を目指す。

【写真=解体作業が始まった高齢者グループホーム「楽ん楽ん」=20日、岩泉町乙茂】

(2017/01/21)
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