奥州市長選3氏の争い濃厚 告示まで1カ月


 任期満了に伴う奥州市長選は2月25日の告示まで1カ月となった。3選を目指す現職小沢昌記氏(59)、元市議の新人佐藤洋氏(63)、元市議の新人佐藤邦夫氏(70)が、いずれも無所属での出馬を表明。同市発足に伴う2006年の市長選以来12年ぶりに、3人による争いとなる見通しだ。

 (並びは表明順)

 小沢氏は昨年11月、「奥州市の飛躍へ3期目も力を注ぐ」と出馬を表明。公約に協働のまちづくりの推進、子育て・医療体制の充実などを掲げる。

 市内5区ごとに後援会組織を再構築し、全体の後援会長に千葉龍二郎・前奥州商工会議所会頭を起用する方向。28日に地元水沢区で事務所開きと拡大役員会を開き活動を本格化させる。

 佐藤洋氏は昨年12月に出馬を表明。「力強い奥州市を再生する」と述べ、子育て支援や産業振興を中心とする公約をまとめている。

 同級生や市職員時代のつながりを生かし、地元の水沢区を中心にあいさつ回りを重ねている。後援会(千葉幸一会長)は28日に同区で事務所開きを行い、市内に連絡所を展開するなど活動を活発化させる構えだ。

 佐藤邦氏は13日、出馬表明し「旧5市町村の均衡ある発展を目指す」と決意を述べた。総合支所への権限移譲、新市立病院建設計画の見直しなどを訴える。

 後援会(広野雅喜会長)は地元の江刺区内10地区、その他4区に計14支部を設置。2月には江刺区から水沢区に事務所の本部機能を移し、小沢、佐藤洋両氏の地盤切り崩しを狙う。

 3陣営とも政党への推薦要請はしない予定。

 任期満了に伴う市議選(定数28)も市長選と同日程で行われる。22日の立候補届け出説明会には現職25人のうち20陣営、その他11陣営が出席した。

 昨年12月1日現在の有権者数は10万1361人(男4万8567人、女5万2794人)。

(2018/01/25)
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