階、鈴木、小沢氏が当選 衆院選県内3小選挙区


 衆院「1票の格差」是正に伴い再編された岩手1〜3区は自民党、希望の党、無所属の前職が各1議席を獲得した。岩手1区は希望前職(旧岩手1区)の階猛氏(51)が5選。同2区は自民前職(旧岩手2区)の五輪相鈴木俊一氏(64)が9選し、同3区は自由党代表で無所属前職(旧岩手4区)の小沢一郎氏(75)が17選を果たした。

 立候補者は岩手1区が自民、希望、共産の3人、同2区が自民と希望の2人、同3区が自民と無所属の2人。社民党は戦後の旧社会党時代を通じて初めて県内で擁立を断念した。立候補者は2014年前回選より6人減り、戦後の本県衆院選で最少。小選挙区の投票率は県全体で59・15%(前回比2・92ポイント増)だった。

 【1区】希望・階氏が4期の知名度と地力で着実に支持を広げ、次点に3万153票差をつけて5選を果たした。

 自民・高橋氏は公明と連動し、政権の実績を強調。前回より増票したが、無党派層への広がりを欠いた。

 共産・吉田氏は改憲阻止を訴え、党の岩手1区で初めて2万票台に乗せた。

 【2区】旧3区の7市町が編入され、本州最大の選挙区となった。自民・鈴木氏が希望・畑氏に3万1042票差で9選を果たした。五輪相の知名度と組織力で自公支持層を固め、市部の無党派層や旧3区の保守層も取り込んだ。畑氏は民進前職の黄川田徹氏の後継を強調したが、野党共闘の乱れもあり伸び悩んだ。

 【3区】無所属・小沢氏が自民・藤原氏に3万3658票差で17選を果たした。共産や連合岩手の支援も得て、旧4区の基盤を固め、旧3区の一関市と平泉町も中選挙区時代の知名度で制した。藤原氏は後援会組織を拡大し、世代交代を訴えて小沢氏の支持層切り崩しを図ったが、力及ばなかった。


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(2017/10/23)
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