岩手県3小選挙区、7人出馬予定 衆院選10日公示


 第48回衆院選は10日公示される。与野党8党や無所属の候補が22日の投開票に向けて12日間の選挙戦に入り、憲法や消費税、原発政策などを巡り攻防を展開する。県内の小選挙区は「1票の格差」是正に伴い4から3に削減され、自民党3人、希望の党2人、共産党1人、無所属1人の計7人が出馬を予定する。2014年衆院選に比べて立候補者は6人減り、戦後の本県衆院選では最少となる見通しだ。希望の党と民進党の合流や区割りの大幅変更に伴い各地で攻防は熱を帯びており、激戦が予想される。

 岩手1区は5選を目指す希望前職(旧岩手1区)の階猛氏(51)に、自民前職(比例東北)の高橋比奈子氏(59)、共産新人の吉田恭子氏(36)が挑む。民進党政調会長を務めた階氏に対し、高橋氏は政権の実績を強調、吉田氏は安保法制廃止を訴える。旧2区から玉山地区が編入される。

 岩手2区は9選を目指す自民前職(旧岩手2区)の鈴木俊一氏(64)と希望元職の畑浩治氏(54)が5度目の対決となる。旧3区の山田町や陸前高田市、遠野市など7市町が編入され、本州最大の選挙区。勇退する民進前職の黄川田徹氏の支持層の行方も含めて注目される。

 岩手3区は無所属で17選を目指す自由党代表で前職(旧岩手4区)の小沢一郎氏(75)に、自民前職(比例東北)の藤原崇氏(34)が挑戦する。新区割りは旧4区と旧3区の一関市、平泉町で形成。中選挙区時代の基盤を持つ小沢氏に対し、藤原氏は若さと運動量で浸透を図る。

 自民前職(比例東北)の橋本英教氏(50)=2期=は比例単独で東北ブロックに出馬を予定する。

 【1区】

高橋比奈子 59 自前A

階   猛 51 希前C

吉田 恭子 36 共新

 【2区】

鈴木 俊一 64 自前G

畑  浩治 54 希元A

 【3区】

藤原  崇 34 自前A

小沢 一郎 75 無前O

 【注】敬称略。氏名の並びは公示前の衆院勢力順。氏名の下は年齢、党派、前元新別。自は自民、希は希望、共は共産、無は無所属。丸囲み数字は当選回数。

(2017/10/09)
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