「橋野」発信力強化へ 釜石で産業革命遺産ガイド研修


 世界遺産・明治日本の産業革命遺産のガイド養成研修(同実行委主催)が31日、釜石市大町の釜石PITで行われ、同市の市民ガイドや観光関係者ら約40人が同遺産全体の中での橋野鉄鉱山の位置付けを学んだ。8県23資産で構成する同遺産を全国共通の内容で紹介できるガイドを育てようと初開催。参加者は日本の産業近代化の出発点となった橋野の価値を再確認し、発信力強化へ意欲を高めた。

 構成資産がある同市など8県11市と、東京都の産業遺産国民会議が実行委を組織。本年度は今回を皮切りに全国8カ所で行う。同日は世界遺産登録に携わった内閣官房の加藤康子(こうこ)参与、日本工学会の稲角(いなずみ)忠弘フェローらが講義した。

 加藤参与は、資産それぞれが世界遺産なのではなく、23資産がそろって世界遺産だと強調。幕末から明治のわずかな期間に急激に産業近代化を遂げた物語の中に、橋野をどう位置付けるかが重要だと説いた。

【写真=橋野鉄鉱山の効果的なガイド法を学び合う受講者】

(2017/11/01)
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