御所野ら5度目挑戦実るか 世界遺産きょう31日審査


 一戸町の御所野遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」は31日、2019年の世界文化遺産登録を推薦する候補1件を選ぶ文化審議会に臨む。5度目の挑戦となる「縄文遺跡群」を含め3件が選考対象。これまでの指摘を受けて、国内の他の縄文文化に影響を及ぼした遺跡群の特異性や、構成資産の関連性などを強調した推薦書素案を再提出しており、より明確化させた文化的価値がどう判断されるかが焦点となる。

 「縄文遺跡群」は4道県17資産で構成し、09年に暫定リスト入りした。国内候補を絞り込む文化審議会で13年から4年連続で「落選」。構成資産や地域設定、保存管理などの課題を指摘され、15年には保全状況に問題がある八戸市の長七谷地(ちょうしちやち)貝塚と北海道の鷲ノ木(わしのき)遺跡を除外した。

 31日は「縄文遺跡群」、「金を中心とする佐渡鉱山の遺産群」(新潟)、「百舌鳥(もず)・古市古墳群」(大阪)から1件が選ばれる。国内候補に決まれば、18年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)諮問機関の現地調査を受け、最短で19年に登録される見通し。

(2017/07/31)
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