平泉町の観光客4年ぶり増加 16年は200万人台を回復


 平泉町の2016年の観光客入り込み数は200万6238人(前年比7万1597人増)となり、4年ぶりに増加に転じた。200万人を回復したのは2年ぶりで、外国人観光客は3万2242人(同1万1028人増)で過去最多を記録した。「平泉の文化遺産」の世界遺産登録5周年の節目に合わせ、年間を通して記念行事を繰り広げ、登録翌年をピークとした微減傾向に歯止めをかけた。

 町は4月の西行桜の森まつりや無量光院跡暫定開園を皮切りに、世界遺産登録5周年記念イベントを多彩に展開。中尊寺の秘仏御開帳や毛越寺の早朝座禅など節目を彩る行事が、観光客増加につながった。

 観光客が最も多かった月は、大型連休に恒例の「春の藤原まつり」が行われる5月で、46万1163人。次いで10月の31万9885人、11月の28万602人となり、秋の行楽期も好調だった。稲葉幸子観光商工課長は「岩手国体の開催や、庭園や仏閣を引き立てる紅葉の見頃が重なった」と分析する。

【写真=大型連休を利用した大勢の観光客でにぎわう中尊寺の境内=2016年4月29日】

(2017/03/03)
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