普遍的価値を検討継続へ 「平泉」拡張登録委


 【東京支社】世界遺産「平泉の文化遺産」拡張登録検討委員会(委員長・田中哲雄元東北芸術工科大教授)は12日、東京都内で第10回会合を開いた。2017年度末に文化庁に提出する推薦書案の骨格となる普遍的価値について、さらなる検討の必要性を確認した。

 委員7人を含む約30人が出席。県教委が普遍的価値として「可視化された奥州藤原氏の仏の理想世界」など3案を提示した。

 委員からは、普遍的価値の説明に構成資産が対応しているか調査研究するために時間を要するという意見や、既に登録されている遺跡群のコンセプトを踏まえた他案を求める声などもあり、検討を継続することになった。

 普遍的価値については8月に開く国際会議、海外専門家との意見交換会をめどに内容を詰め、10〜11月の検討委で確定させる。推薦書は来年3月に文化庁に提出する。

(2017/01/13)
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