二戸の天台寺本尊、初公開 平泉・中尊寺で9月まで


 平泉町の中尊寺(山田俊和貫首)で30日、二戸市の天台寺(菅野澄順住職)の本尊、桂泉観音の出開帳が始まった。普段は天台寺の収蔵庫に収めており、中尊寺での公開は初。世界遺産登録5周年記念事業として9月11日まで公開する。

 公開に先立ち、中尊寺の讃衡蔵(さんこうぞう)で開眼法要を営んだ。桂泉観音は平安時代(11世紀)の作とされ、国指定重要文化財となっている。カツラの木1本から彫った「一木造」の仏像で、鉈彫(なたぼり)という技法を使い衣服や冠に施したしま模様が特徴的。同技法を用いた仏像の中で最高傑作とされている。

 拝観は午前8時半〜午後5時。中尊寺拝観料は大人800円、高校生500円、中学生300円、小学生200円。

【写真=桂泉観音の前で開眼法要を営む僧侶】

(2016/07/31)
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