「橋野」の魅力、力強く発信 盛岡でフォーラム


 釜石市の橋野鉄鉱山など明治日本の産業革命遺産の世界遺産登録を記念したフォーラム(県、県教委主催)は13日、盛岡市盛岡駅西通の市民文化ホールで開かれ、講演やパネル討論を通して橋野の魅力や価値を発信した。

 約550人が参加。東進ハイスクール日本史講師の金谷俊一郎さんが基調講演し、西欧と日本の技術が融合した日本の産業革命について「江戸時代から続く盛岡藩の鉄作り職人の努力やこだわり、辛抱強さなどすべてが合わさり、奇跡的な産業革命を遂げた。この事実を子孫に伝えていくべきだ」と協調した。

 「登録までの歩みとこれから」と題したパネル討論では、三陸鉄道総合企画アドバイザーの草野悟さんが「PR面で考えれば大人も対象に含めた教育旅行の戦略展開が考えられる」と提言した。

 橋野町振興協議会の菊池成夫会長は「ボランティアガイドの高齢化や、土産物・食堂のニーズへの対応が主な課題だ。山奥で一般の観光地と違うが、時間をかけてでも対応する必要がある。NPOとの連携など若者を取り込んで発展の可能性を探りたい」と語った。

 釜石市の只越町虎舞保存会が発表した。

【写真=「外国の技術を日本流に改良し、世界水準のものを作った日本の粘り強さが世界遺産」と説く金谷俊一郎さん】

(2015/12/15)
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