「縄文」資産絞り込み方針 一戸・御所野含む遺跡群


 一戸町の御所野遺跡など18資産で構成する「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録推進会議(座長・岡田康博青森県世界文化遺産登録推進室長)は11日、盛岡市内のホテルで開かれ、事務局の青森県は構成資産を18から絞り込む方針を示した。構成資産の要件に景観や緩衝地帯の十分な確保などを追加する方向。来年3月の文化庁への推薦書素案提出、2016年度の国推薦を目指し協議は大詰めを迎える。

 4道県の主管課長ら約30人が出席。遺跡群の構成資産とする遺跡の要件に「縄文の雰囲気を体感することができる景観を有する。縄文の雰囲気を損なう現代的要素が見えるなど景観に悪影響を及ぼす事物がない」のほか「遺跡の保全に十分な範囲の緩衝地帯の設定」も追加した。

 普遍的価値の説明については「定住の達成」と「自然との共生」に「日本の基層文化である」を加えて詳しく説明するよう推薦書案へ追記することとした。

 具体の遺跡名の言及はなかったが、景観面などで課題がある資産を絞り込むとみられる。

(2015/12/12)
[PR]

トップへ