一関学院が初戦敗退 秋季高校野球東北大会第1日


 【福島市で本社取材班】第70回秋季東北地区高校野球大会は13日、福島市の県営あづま球場などで1、2回戦4試合が行われ、本県第3代表の一関学院(2年ぶり15度目)は1回戦で八戸学院光星(青森第3)に2−9で八回コールド負けし、初戦で姿を消した。一関学院は0−3で迎えた七回に2点を返したが、直後に3点を奪われ、突き放された。

 開会式は雨天のため同球場のスタンドで実施。本県第1代表の花巻東(2年連続17度目)、第2代表の黒沢尻工(33年ぶり7度目)、一関学院の選手が臨んだ。第2日の14日は2回戦6試合が行われ、県勢は花巻東が角館(秋田第2)、黒沢尻工が東海大山形(山形第2)と対戦する。

 勝負どころで力の差

 もう一本が出なかった。「六回と七回、お互いに点が欲しかったところで、相手は逃さなかった。力の差ですね」。一関学院の沼田尚志監督は、勝負どころで流れをつかみ切れなかった展開を悔しがった。

 打線は八戸学院光星の左腕成田太一(2年)の鋭い縦のスライダーに苦戦。六回は1死から3連打で満塁としたが、130キロ台の直球を組み合わせた配球に的を絞れず、続く2人は三振に倒れた。

 点差が広がった七回は2安打に犠打を絡め2死二、三塁とし、課題だった変化球の見極めを徹底した幸田風揮(同)が内角の直球をジャストミート。「練習してきたスイングができた」と左翼フェンス直撃の2点二塁打を放ち、「まだまだここから」とチームを鼓舞したが、後続がスライダーを振らされた。

 「捕まる前に目先を変えたかった」と沼田監督は右、左、上手、下手と4人の投手をマウンドに送った。しかし、七回は4番長南佳洋(同)に豪快な右越え本塁打を浴びるなど相手打線の勢いを止められず、16安打を許した。

 県大会で打率5割を超えていた夷塚郁斗主将(同)は相手の投球術にはまり、この日は3三振。「変化球対策はしてきたが、相手が上だった」と春への再出発を胸に刻んだ。 (八重畑)

【写真=一関学院―八戸学院光星 7回表一関学院2死二、三塁、幸田が左越え2点二塁打を放ち、2―3と追い上げる=福島市・県営あづま球場】

第1日(10月13日)の試合結果
【福島市県営あづま球場】
◇1回戦
1 2 3 4 5 6 7 8 9
一関学院
0 0 0 0 0 0 2 0 2
八戸学院光星
0 1 0 0 0 2 3 3x 9
[コールドゲーム]
◇2回戦
1 2 3 4 5 6 7 8 9
利府
0 0 0 1 4 0 0 2 0 7
青森山田
0 0 2 0 1 0 0 0 3 6
[試合終了]
【ヨーク開成山スタジアム】
◇1回戦
1 2 3 4 5 6 7 8 9
学法石川
2 0 0 0 0 0 0 0 0 2
日大山形
1 1 0 2 3 0 0 0 X 7
[試合終了]
◇2回戦
1 2 3 4 5 6 7 8 9
仙台南
0 0 0 0 0 0 0 0
聖光学院
0 4 2 0 0 0 1x 7
[コールドゲーム]
(2017/10/14)
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